奈義町の山と森の未来を守ります!「奈義町森林組合」

国道53号線を鳥取方面へ。奈義町役場を過ぎてすぐの道を左に入ると奈義町森林組合があります。

昭和36年に発足してから58年間、奈義町の山と森、組合員と町民の暮らしを守って来られました。山の管理が出来ない所有者に変わり、山の手入れから管理を担っておられます。

現在は大きくなった木を切って利用して、植林していない状態が多く、若齢の木が森に無くなって来ているそう。

 

「今、若齢の木が無いと30年後には森に木は無くなってしまう。未来の事を考えて、木を植えていかないといけない。」組合長の福田さんが危機感を持ってお話しくださいました。

奈義町から街に出て生活していて、「ある事はあるけどどこにあるかわからん。」という所有者の方々に、山に関心を持って欲しいと森林組合が整備した山の写真を送っているそう。インターネットを活用した情報発信もしていきたいとの事です。

 

「山の役割というのは、木を育てるだけではなく、雨の水をダムの様に蓄えたり、二酸化炭素を取り込み、酸素を発生させる。生きる者すべてに関係する重要な働きを担っているのです。」

参事の植月さんのお言葉に、山を守って行かなければならないと強く思いました。

 

森林組合は山の管理だけではなく、田んぼのあぜ草刈りや台風などで倒れた木や大きくなりすぎた庭木の伐採まで、対応してくださっているそうです。地域に密着した仕事をされています。

地域の木や国産材を使った家の建築にも力を入れておられ、建築センターを併設。建築資材の生産から利用までの一貫したシステムで産直住宅を目指されています。地域で育った木は、気候風土にも合っており、長持ちもするのでおすすめだそうです。

 

1年前から、技術員として三村さんが仲間に加わりました。毎日山を走り回わって森を守ってくださっています。

山と自然が好きな三村さんの趣味はサーフィンで鳥取の海に通っているそう。これからやって行きたい事をたずねると、「那岐山を使った活動をしていきたい。山の木を使って家具を作ったり、山自体をフィールドにして遊ぶ。人と人が出会ったり学んだりする場を作りたい。」と熱く語ってくださいました。ソーシャルフォレストという活動だそうです。

これまでの森林組合の取り組み+これからの新しい試みの相乗効果で山への関心が高まって、人や知恵が集まり、森を守る事に繋がっていく。そう感じました。

 

総務課の森藤さんです。

 

 

奈義町森林組合では山と森を守る仕事仲間と三村さんのサーフィン仲間を募集中です!

料金(税込)

【山の手入れ・各種伐採】

【あぜ刈り等】

※お見積をいたします。

会社名(店舗名):奈義町森林組合

住所:奈義町豊沢303

営業時間:8:00〜17:00

定休日:第2、4土曜日、日曜、祝日

電話番号:0868-36-3011

ナギフトポイント付与条件:【販売額200円につき】1ポイント

【山の手入れ等、ご依頼の作業に応じて】500〜1,000ポイント

駐車場:有

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※本記事の情報は2019年8月20日時点のものです。

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