一品一品、まごころ込めて中華をつくる。「中華レストラン ちゅー」

 国道53号線を奈義から津山方面へと向かう途中、奈義町と津山市との境の手前に1軒の中華レストランがあります。

赤く目立つ建物の為、車を走らせていてもすぐ見つけられるそのレストランは、

昭和51年のオープン以来、店主1代で守り続け、42年間地元の方々に親しまれてきました。

 

入り口入ってすぐのショーウィンドウに並ぶ料理サンプル。

麻婆豆腐、チャーハン、青椒肉絲・・。豊富なメニューを前に、どれを注文するか悩みます。

店主曰く、このお店の自慢は自家製餃子。

 

自家製の皮は焦げ目がぱりっと香ばしく、それでいてモチモチとした食感。

具にもこだわりがあり、餃子の主流であるミンチとキャベツではなく、ミンチと白菜の組み合わせ。白菜を使うことで、野菜の甘みが出て、やわらかくとろっとした舌ざわりになるそう。

 

こちらは人気の半チャーメンセット。ラーメン1人前とチャーハン0.5人前のセットです。

こちらも店主が打ったお店自慢の自家製麵。卵を使っているため、細めながらもコシが強く甘みを感じられ、油が少なめの醤油味であっさりと食べられます。

定食も豊富に揃っています。写真は定食メニューの中でも人気の中華定食。ライスおかわりOKでコーヒーか紅茶が付いてきて、ボリューム満点です。

 

店主のオススメはフライ麺。店主のこだわりは一度蒸してから揚げること。そうすることで、あんをかけてもすぐに柔らかくならず、パリッとした食感が持続します。

 

赤基調の店内に、赤い円卓。店に入ると胃が中華モード一色になり、料理が出てくるのが待ち遠しい。2階には宴会席もあり、最大50名まで入れます。

 

昭和51年にオープンしたこのレストランも、今年でもう42年。

「地元の人に喜んでもらわんといけん。なんぼ忙しゅうても、まごころ込めて一品一品つくらんと。」

26歳でこの店を始め、日々ひたむきに店の味を守ってきた店主は笑顔でそう言います。

この店に来てみると、料理が美味しいのはもちろんのこと、接客も自然体で気持ちよく、それはきっと店主のそういった姿勢や気持ちがお店全体に伝わっているからだろうな、と思いました。

関西で10年間修行したのち、奈義町に開いたまち唯一の中華レストラン「ちゅー」。

中華が食べたくなったら是非訪れてみてください。

 

店舗情報

中華レストラン ちゅー

住所:岡山県勝田郡奈義町上町川1643

TEL0868-36-3028

営業時間:11:0022:00

定休日:水曜日

駐車場:有

オードブル持ち帰り可能

コース料理は3,000円から有

※本記事の情報は取材時点のものです。内容に変更がある場合がございますので、最新の情報は取材先に直接お問い合わせください。